おくら猫の日常

ゲイとして日々の日常を書いてます。

DAY24 見えない壁

どうも、おくら猫です。

今日は珍しくゲイとして真面目な話をしてみたいと思います。


先日、昔からのゲイ友達から連絡がありました。


「彼氏と別れるかもしれん」


友達の彼氏とは面識がありました。

2年近く付き合っていて

同棲もしており

自分たちで会社も立ち上げていたので

別れそうだなんて微塵も思っていませんでした。


理由を聞いてみると、どうやら複雑な様子…

友達の親はゲイにあまり理解を示していないようで

一度、カミングアウトした際に拒絶されて

親と仲違い状態で彼氏と付き合っていた。

彼氏的にはきちんと説明して交際を認めてくれるように

友達に説得し続けていたが

親と衝突することを恐れて逃げ続けていた。

そんな中途半端な状況では付き合ってはいけない…


そんな感じでした。


正直、難しいと思うんですよ。

親に自分がゲイだって理解してもらうのって。

僕もまだ100%認めてもらえてるわけではありません。

完全に否定されてはないものの

普通の男女のカップルみたいに

彼氏を親に紹介する機会は与えてもらえません。


親と彼氏を天秤にかけるなんて残酷なことを

友達ができるわけもないし

彼氏だって分かってたと思います。

2人とも辛かったでしょうね。


友達からその話を聞いた時に

僕は最後のアドバイスとして

もう一度、親と話してみることをすすめました。

別れてほしくはなかったですからね。


翌日、

2人は別れることになったそうです。

友達は結局、親には話せなかったようです。

住んでる場所も働いてる場所も同じなので

急にいなくなるわけではなく

友達、同僚の関係になるとのこと。


これで良かったのかなぁ…



LGBTが社会に認知され

LGBTが人としての権利を得たとしても

個々人の心の問題がある限り

僕たちは常に見えない壁に囲まれて

生きていかないといけないんです。

そんな中で

少しでも力になれたらいいなと思い

ブログという閉鎖的な空間ではありますが

活動しております。

以前にも書きましたが

いずれはYouTubeに移行したいとも考えてます。

同じような考えを持つ方!

ぜひご連絡ください^ ^